『ひかりファーム』では、2001年より富山湾の滑川沖合で汲み上げた海洋深層水を使って、フルーツトマトの栽培を行っています。海洋深層水は水耕栽培用の溶液にブレンドして与えており、塩分がトマトの水分吸収を阻害することで濃厚で甘味の強いフルーツトマトが収穫できます。また木酢液を使って農薬散布を最小限に抑えているのも特徴です。フルーツトマトの収穫は9〜6月まで行われていて、全体が真っ赤に色づいた完熟のもののみを摘み取ります。フルーツトマトは開花からの積算温度がおよそ1,000℃になると収穫期を迎えるため、じっくりと生育する2〜4月が旬。年間22〜23tの収穫量があり、地元での販売はもちろん全国発送も行っています。代表の小倉豊明さんは「切って生で食べるのが、一番おいしい」と話します。