メルヘン工房』の温室では、15品種のバラの水耕栽培が行われています。なかでも中心となるのが「サムライ08」と呼ばれる大輪の赤いバラです。水落しにくく日持ちが長いことから、記念日の贈りものに選ぶ方が多い品種です。ほかにも一輪タイプやスプレータイプがあり、色合いも多彩に育てています。温室はセンサーによってバラに水分が補給されるシステムです。水に含まれる肥料は自家ブレンドによるもので、品質の向上を目的に研究を重ねて仕上げたものです。ほとんどが富山や金沢の市場に出荷されますが、一部は直売やWebでの販売も行っています。代表の田中寛二さんとともにバラを育てるみさとさんは、日本フラワーデザイナー協会認定の2級を持っており、技術とセンスを発揮したアレンジメント(2,500円〜)を作ってくれます。