『カンダファーム』では85haの圃場の中から土質のいい15haのみを選び、化学合成農薬や化学肥料を5割以上低減させた、人と環境にやさしいお米作りに取り組んでいます。春と秋に行う土づくりには有機肥料(鶏糞)を使っていて、土の力と苗の力、そして人の手による徹底した水質管理によって稲を育てます。お米のおいしさは土質と水質によって決まるため、収量は少し減るものの選び抜いた15haの粘土質の圃場で作ったお米のみに、「かんだ米」というブランド名を与えています。甘さや粘りが強いコシヒカリは、地元で直売するだけでなく、東京や大阪、名古屋といった都市部で暮らす個人客からも厚い支持を得ています。お米はコシヒカリのほか、てんたかく、てんこもり、新大正餅も育てており、コシヒカリの一部は「こめ粉」「玄米粉」、新大正餅は「もち粉」にも加工しています。