中田農園なかだのうえん

小矢部産の新大正もち米で作る、懐かしい味
かきもちは北陸地方で昔から食べられてきた伝統的な駄菓子です。北陸で親しまれてきた理由は製法にあり、気候が大きく関係しています。ついた餅を切ってから紐で編んだ後に、50日ほどかけて自然乾燥させるのですが、その際の気温と湿度が北陸の風土に適しているのです。先人の知恵が生み出した味と言えるでしょう。小矢部市内にある営農組合から、新大正もち米を玄米の状態で仕入れ「メルヘンかきもち」を作っている中田新一さん。作る直前に精米したもち米を原料に、毎年1〜2月末の寒い時季にかきもち作りを行います。カラフルな色合いは、さまざまな味を表現していて、富山名産の蒲鉾のようにクルリと渦巻き状になったかきもちもあります。素朴な風味が、郷愁を誘う逸品です。
所在地
小矢部市高木出1088
TEL
0766-67-4487

「中田農園」の特産品