工場で45日間培養された人工榾木を仕入れ、自社で発生させた椎茸を収穫_出荷している「フジサワ」。発生舎は湿度が70％に保たれており、昼は20℃、夜は10℃に室温が管理されています。この寒暖の差によって成長が促され、発生舎に入ってからおよそ10日で椎茸の収穫が始まります。椎茸は傘が完全に閉じていて肉厚なことに加え、石づきの太いものが良質と言われており、「フジサワ」で収穫される椎茸のほとんどがこれにあたります。収穫を終えた榾木は、浸水を２回行って刺激と水分補給を与えれば、また10日後に発生します。幾度も繰り返し行われることもありますが、「フジサワ」では上質な椎茸のみが発生する2回までと決めています。また「干しいたけ」の製造も行っています。